AYA KASAMA プロフィール

1967年
東京生まれ
1988年
女子美術短期大学卒業(衣服デザイン教室)(株)クラフトヒロ入社
1993年
第21回日本創作編物手芸コンクール 創作賞受賞
1994年
(社)日本編物文化協会 手編指導員資格取得
2000年
フリーにて、アパレルのニットウェア製作に携わる
2002年
(株)ルック Marc by Marc Jacobs(ニット製品の生産担当)2005年12月終了
2002年
(株)ペットワークスの「momokoお買い物大作戦」へ参加後、オリジナルブランド(momokomono、CCS)のニットウェアの企画生産をOEMでスタートする
2003年
(株)リンク・インターナショナル theoryブランドのニット製品の企画生産担当(2015年12月終了)
2003年
「毛糸だま」への作品掲載が始まる
2007年
NHK「おしゃれ工房」へ出演。「色で遊ぶニットストール」を紹介
2007年
(株)ルック My Principleのニット製品の企画、仕様書作成(2008年12月終了)
2014年
NHK「すてきにハンドメイド」に出演。「ニットのはおりもの」を紹介
2015年〜
多摩美術大学 生産デザイン学科 テキスタイル専攻 非常勤講師を勤める。

小さな頃から「手芸」が大好きな子供でした。物心ついた頃から母が自分の洋服を作っている傍らで、リカちゃん人形の洋服を作っていた記憶があります。
小学校の夏休みの自由課題はいつも「手芸」で、放課後は児童館で「乙女クラブ」に所属。 そこで料理、刺繍、編物などを体験したのが今の私の源となっているように思います。高校生の頃、幼なじみのお母さんに「棒編」を教えてもらったのが本格的に編物を始めたきっかけでした。
卒業後の進路も迷わず「手に職」と決めてはいたものの、高校の時の恩師の一言で「美大」に進学することとなりました。人生で一番勉強した日々でした・・・間違いなく。
短大では「染め、織り、編み」を学び、1本の糸から1枚の衣服が出来上がっていくことを学び、現在は「ニット」という枠の中でも、多岐にわたる仕事に喜びを感じている日々です。
今後は手持ちのニットを再生させること「着古した糸セーターをほどいて、編みなおす」ということにも挑戦したいと思っています。
遠い将来に「おばあちゃんの編物教室」を開くのが“夢”です。